北京は600年の皇城(故宮・天壇)、世界遺産の万里の長城、路地の風景が残る胡同、現代アート区が一つの都に集まり、4泊5日がまったく惜しくない街です。市内の皇城エリア・郊外の万里の長城・北西部の庭園・アート胡同をエリア別に1日ずつ分け、無駄なく回る旅程をTripop(トリポップ)のAIが作り、現地の動線・予算・グルメ・実用情報を加えて整理しました。

朱色の壁と黄金の屋根が地平線まで連なります。明・清二王朝500年の皇宮にして世界最大の木造宮殿 — 北京がどんな街かを、最初の一場面から圧倒的に見せてくれます。
なぜ4泊5日か — 皇城 + 万里の長城 + 庭園 + 胡同のバランス
北京は市内の皇城エリア(故宮・天壇)と郊外(万里の長城・頤和園)が大きく離れていて、2〜3日では核心だけで終わります。4泊5日ならエリアを1日ずつ余裕をもって:
- Day 1(到着): 王府井 + 什刹海・南鑼鼓巷の胡同
- Day 2: 天安門広場 + 故宮(故宮博物院) + 景山公園
- Day 3: 万里の長城 慕田峪(郊外日帰り)
- Day 4: 天壇公園 + 頤和園 + 798芸術区
- Day 5(出国): 南鑼鼓巷の胡同 + 出国
こうすると皇宮の威厳(故宮)・世界遺産トレッキング(万里の長城)・皇室庭園(頤和園)・路地の情緒と現代アート(胡同・798)がバランスよく入ります。
出発前に — ビザ、ネット(グレートファイアウォール)、決済
北京は他の海外都市と準備が違います。次の三つを必ず先に済ませましょう。
- ビザ / ノービザ通過: 観光は原則として中国の観光ビザが必要。ただし日本など55か国の国民は第三国行きの航空券があれば北京で240時間(10日)のノービザ通過が可能(北京・天津・河北限定、入国審査のノービザカウンターで申請しパスポートにスタンプ)。最終目的地が中国なら適用外 — ご自身の国籍・航空券をもとに出発前に最新規定を必ず確認。
- ネット(グレートファイアウォール): 中国本土ではGoogle・地図・Instagram・YouTube・一部メッセンジャーが遮断されます。普段どおり使うには出発前のVPN導入か、通信各社のローミング/海外eSIM(中国外サーバー経由のローミングは遮断を回避)が実質必須。現地ではVPNのダウンロードが難しいので、日本で事前に。
- 決済(Alipay/WeChat Pay): 北京は現金がほぼ消えたモバイル決済社会です。Alipay・WeChat Payにパスポート認証+海外クレジット/デビットカード登録を出発前に終えておきましょう。両方入れておけば(片方が使えない時にもう片方)安心。200元未満の少額は概ね手数料無料。非常用の現金も少し。
空港から市内へ — 首都空港(PEK) / 大興空港(PKX)
| 空港 | 市内への行き方 |
|---|---|
| 首都空港(PEK) | エアポートエクスプレス → 東直門(2・13号線乗換)、約25分・25元。早朝〜夜運行 |
| 大興空港(PKX) | 大興空港線 → 草橋(19号線乗換)、約22分・35元。または京雄高速鉄道で北京西駅 |
両空港とも地下鉄・鉄道で市内に直結します。到着後すぐ**一卡通(Yikatong)**を買うか、Alipay・WeChat Payの交通QRをオンにすれば乗り換えが楽。荷物が多い・深夜なら配車アプリのDiDi(滴滴)も呼べます(Alipay/WeChat内からも呼出可)。
北京地下鉄 — 主要動線ひと目で
| 目的地 | 行き方 |
|---|---|
| 天安門・故宮 | 1号線天安門東/西駅(故宮は午門から入場) |
| 景山公園 | 故宮の神武門から徒歩、または8号線近く |
| 天壇公園 | 5号線天壇東門駅 |
| 頤和園 | 4号線北宮門駅(北門)または西苑駅 |
| 798芸術区 | 14号線望京南/将台駅付近から徒歩・バス |
| 什刹海・南鑼鼓巷 | 8号線什刹海駅、6号線南鑼鼓巷駅 |
| 王府井 | 1号線王府井駅 |
| 万里の長城 慕田峪 | 2号線東直門から916番+H系バス乗換(または直行シャトル・チャーター車) |
北京地下鉄は距離制(3〜9元台)で安く、路線が密。各駅で手荷物検査があるので通勤時間帯は余裕をもって。路線・駅は英語併記が整い外国人にも難しくありませんが、街中の英語表示やメニューは限られるので、オフライン地図と翻訳を用意しておくと安心です。
旅程をひと目で
Tripopに「北京4泊5日 故宮+万里の長城 慕田峪+天壇+頤和園+胡同の旅程を作って」と一言伝えれば、骨格が1分ほどでできあがります。
Day 1(到着) — 王府井 + 什刹海・南鑼鼓巷の胡同
| 時間 | 予定 | メモ |
|---|---|---|
| 13:00 | 首都空港(PEK)/大興空港(PKX)着 | エアポートエクスプレス・空港線 |
| 14:30 | 市内チェックイン+交通QR/一卡通準備 | 荷物預け |
| 16:00 | 王府井大街 | 繁華街・買い物・軽食 |
| 18:00 | 什刹海・南鑼鼓巷の胡同散策 | 湖・路地の夜景 |
| 19:30 | 胡同で夕食 | 炸醤麺・京醤肉絲など |
Day 1のヒント — 到着日は無理せず市内でウォームアップ。王府井は北京最大の繁華街でショッピングモール・書店・軽食が集まります(かつて名物だった屋台の食べ歩き通りは縮小したため、本格的な老舗グルメは近くの**鬼街(グイ・ジエ)**が良い)。夕暮れに什刹海(前海・後海の湖)と南鑼鼓巷の胡同を歩けば、北京ならではの路地・湖の夜景を初日から楽しめます。人力車の胡同ツアーは人数・コース・料金を先に交渉を。

灰色レンガの塀、自転車、赤い門が並ぶ狭い路地。皇城の合間に残る胡同は、「本物の北京の人々の暮らし」が流れる場所です。
前海・後海の湖を抱く什刹海一帯と、北京で最も有名な古い路地・南鑼鼓巷。灰色の壁・四合院・赤い門が続く散策コースで、昼は静か、夜はバー・カフェで賑やか。人力車ツアーは人数・コース・料金を乗る前に決めて。
東城区の歩行者ショッピング通りで百貨店・書店・軽食が密集。北京の現代と伝統が混じる風景。本格的な老舗グルメは近くの鬼街(グイ・ジエ)がより濃い。1号線王府井駅。
Day 2 — 天安門広場 + 故宮(故宮博物院) + 景山公園
| 時間 | 予定 | メモ |
|---|---|---|
| 08:30 | 天安門広場 | 事前予約・パスポート、手荷物検査 |
| 09:30 | 故宮を午門から入場 | パスポート実名予約必須 |
| 13:00 | 昼食(前門・王府井) | |
| 14:30 | 景山公園 万春亭 | 故宮の全景を一望 |
| 18:00 | 北京ダックの夕食 | 前門・王府井あたり |
Day 2のヒント — 故宮(故宮博物院)は当日券販売がなく、7日前の夜8時(北京時間)に公式サイト/WeChatでパスポート実名予約が開きます(人気日はすぐ完売、数日前の予約推奨)。月曜休館(祝日を除く)、午門(南)から入り神武門(北)から出る一方通行なので、見終わると自然に北へ出ます。神武門のすぐ前の景山公園の万春亭に登れば故宮の黄金の屋根の全景が一望 — 写真の名所です。天安門広場も外国人はパスポート事前予約+手荷物検査が必要なので時間に余裕を。
500年間皇帝が暮らした世界最大の木造宮殿、ユネスコ世界遺産。7日前の夜8時(北京時間)にパスポート実名予約必須、月曜休館、午門(南)入場→神武門(北)出口。太和殿・中和殿・保和殿など中心の軸線に沿ってゆっくり。繁忙期は早めの入場が快適。
詳しく見るDay 3 — 万里の長城 慕田峪(郊外日帰り)
| 時間 | 予定 | メモ |
|---|---|---|
| 08:00 | 市内出発 | 東直門916+H系バス/シャトル/チャーター車 |
| 10:30 | 慕田峪着+ロープウェイで上る | 14号望楼付近 |
| 11:00 | 14〜20号望楼の尾根を散策 | 20号望楼が眺望ベスト |
| 13:00 | トボガンで下山+昼食 | オプション |
| 17:00 | 市内へ戻る | |
| 19:00 | 火鍋の夕食 | 羊肉しゃぶ |
Day 3のヒント — 北京近郊の長城のうち慕田峪は復元が良く森が深く、風景・アクセス・混雑のバランスが最良で外国人に最もおすすめ(トリップアドバイザーで中国の名所上位)。ロープウェイ(往復/片道)で上り、下りはトボガン(そり)(片道)が楽しい。ロープウェイで14号望楼に上り20号望楼まで尾根を歩く西側区間が人気・眺望ベスト。交通は東直門から916番→懐柔でH系バス乗換が王道ですが乗換が手間なので、初めてなら直行シャトル・チャーター車・半日/日帰りツアーが楽。水・軽食・日焼け止め・歩きやすい靴を。

山の尾根に沿って果てしなくうねる城壁。慕田峪は森と望楼の調和が良く、写真で見た「あの万里の長城」に最も楽に出会える区間です。
復元・森・アクセスが良く、北京近郊の長城で最もおすすめの区間。ロープウェイで上り14〜20号望楼の尾根を歩き、トボガンで下山。東直門916+H系バスまたは直行シャトル・チャーター車。水・日焼け止め・歩きやすい靴を、繁忙期・週末は早めの出発。
詳しく見るDay 4 — 天壇公園 + 頤和園 + 798芸術区
| 時間 | 予定 | メモ |
|---|---|---|
| 08:00 | 天壇公園 祈年殿 | 朝の太極拳風景、パスポート予約 |
| 10:30 | 頤和園へ移動 | 地下鉄4号線 |
| 11:00 | 昆明湖・長廊・万寿山 | 皇室庭園 |
| 14:00 | 昼食 | |
| 15:30 | 798芸術区(大山子) | ギャラリー・カフェ |
| 19:00 | 鬼街などで夕食 |
Day 4のヒント — 天壇公園は朝早くが良い(公園は6時開放、夜明けの現地の太極拳・合唱風景が見もの、主要建築は8時から)。外国人はWeChatでパスポート予約、公園入場券(15元)と建築を含む通票(34元)が別です。祈年殿(円形3層の木造殿堂)がシグネチャー。続いて北西部の頤和園へ — 昆明湖・万寿山・700mの長廊(彩色回廊)が核心で、皇室の夏の離宮の規模が圧巻です。午後は798芸術区(廃工場を改装した現代アート区、入場無料・ギャラリー別に一部有料)でギャラリー・カフェ・書店をゆっくり。夕食は24時間の食べ歩き通り鬼街が賑やか。

三重の青い屋根が空へそびえる円形の木造殿堂。皇帝が天に豊作を祈った祭壇で、北京を象徴する最も優雅な建築です。

昆明湖の向こうに万寿山と楼閣が広がります。清皇室の夏の離宮にして中国庭園芸術の頂点 — 湖畔700mの長廊を歩くだけで半日が過ぎます。
ユネスコ世界遺産。円形3層の木造・祈年殿がシグネチャーで、夜明けの公園の太極拳・合唱風景が見もの。外国人はWeChatでパスポート予約、公園(15元)と建築通票(34元)が別。5号線天壇東門駅。朝早めの訪問推奨。
昆明湖・万寿山・700mの彩色長廊が調和する中国最大の皇室庭園、ユネスコ世界遺産。湖畔散策・仏香閣の眺めが核心で半日以上必要。4号線北宮門駅(北門)。規模が大きいので動線を先に決めると効率的。
旧軍需工場を改装した北京の代表的現代アート区。ギャラリー・デザイン店・カフェ・書店が400余り、入場無料(展示別に一部有料)。工業建築と現代美術が混じる写真の名所。14号線将台駅付近。
Day 5(出国/帰宅) — 南鑼鼓巷の胡同 + 出国
| 時間 | 予定 | メモ |
|---|---|---|
| 09:30 | 南鑼鼓巷・近くの胡同散策 | お土産・軽食 |
| 11:00 | 昼食+荷物受け取り | |
| 12:30 | エアポートエクスプレス/空港線へ | |
| 14:00 | 首都空港(PEK)/大興空港(PKX)へ |
Day 5のヒント — 最終日は軽く胡同で締め。南鑼鼓巷と隣の路地は四合院・雑貨店・軽食が集まり、お土産・食べ歩きに良い。ただ人気の路地なので週末・午後は混むため、午前が静か。空港は保安・出国審査に時間がかかるので国際線は3時間前到着を推奨し、エアポートエクスプレス/空港線の運行時間(おおむね夜22〜23時まで)を事前に確認を。
北京で最も有名な古い路地の一つ。四合院の間に雑貨店・茶館・軽食が続き、お土産・食べ歩きに良い。人気の路地なので午前が静か。6号線南鑼鼓巷駅。
北京ダック — 北京で必ず
北京ダック(北京烤鴨)はこの街で必ず食べたい一品です。窯で焼いたアヒルのパリパリの皮を薄い餅(クレープ)に葱・きゅうり・甜麺醤と一緒に包んで食べます。**全聚徳(全聚德)**は1864年創業の歴史的老舗で象徴性が大きく(前門・王府井・和平門など支店)、**大董(大董)**はモダンなスタイルでパリッとした皮、**四季民福(四季民福)**のような人気店も評判が良い。週末・夜は予約推奨。

薄く切ったパリパリのアヒルの皮を餅に載せ、葱・きゅうり・甘い醤を添えてくるりと巻きます。北京グルメの頂点であり、この街の旅のシグネチャーの一食です。
窯で焼いたアヒルのパリパリの皮を餅に葱・きゅうり・甜麺醤と包む北京の代表料理。歴史的老舗・全聚徳(1864)、モダンな大董、人気店・四季民福など。一羽を数人で分けやすく、週末・夜は予約推奨。
詳しく見る冬の長い北京で火鍋(特に澄んだスープの羊肉しゃぶ・涮羊肉)は代表的なごちそう。炸醤麺、餃子、京醤肉絲(細切り肉炒めを餅に包む料理)も現地流におすすめ。胡同の老舗で気軽に。
家計簿 — 人民元の為替・精算も自動
北京はモバイル決済が基本なので支出が散らばりがち。Tripopの家計簿に支払いを記録するだけで、誰がいくら使ったか・1人いくらかを自動計算し、人民元で記録しても表示通貨(日本円など)への換算が自動です。レシート写真でも記録でき、胡同や市場の現金支出も漏れなく残ります。
以下は2名4泊の予算目安です — 項目別レンジ、現在の相場基準。
同行者と共有 — 友達・家族・カップル
旅程・家計簿・チェックリストを同行者とリアルタイム共有すれば、「次どこ?」と毎回聞かずに済みます。エリア・郊外移動が多く予約時間が絡む北京では特に便利。
AIアシスタント — その場の北京の質問
「故宮の近くの昼食おすすめ」「雨の日の北京の屋内コース」のような質問に、TripopのAIが旅程の文脈に合わせて答え、そのまま予定に追加できます。ネットが遮断された環境でも、事前に取得した旅程・バウチャーはオフラインで開けます。
チェックリスト — 北京4泊5日の持ち物
忘れると困るもの — VPN(出発前に導入)、ローミング/eSIM、パスポート(故宮・天壇・万里の長城の予約・入場に必須)、Alipay/WeChat Pay登録、歩きやすいスニーカー(故宮・万里の長城)、モバイルバッテリー、日焼け止め、非常用現金。Tripopのチェックリストテンプレートで出発前に一度に点検を。
北京、これだけは
明・清の皇宮・故宮を午門→神武門で貫き、道を渡った景山公園の万春亭から黄金の屋根の全景を見下ろす二場面 — 北京旅行の核心。故宮はパスポート実名予約・月曜休館に注意。
詳しく見る復元・森・アクセスが良い慕田峪でロープウェイで上り尾根を歩く世界遺産トレッキング。トボガンでの下山が醍醐味。郊外日帰りコースとして1日まるごと。
詳しく見る夜明けの天壇公園の優雅な祈年殿と、昆明湖・長廊が広がる頤和園。皇城の威厳と庭園の余裕を一度に味わう組み合わせ。
餅に包む北京ダック、澄んだスープの羊肉火鍋、胡同の炸醤麺・餃子 — 北京グルメ三種。北京ダックは週末・夜は予約推奨。
詳しく見るまとめ
北京4泊5日は市内の皇城エリア(故宮・天壇)→ 郊外の万里の長城(慕田峪)→ 北西部の庭園(頤和園)→ アート・胡同(798・什刹海)をエリア別に1日ずつ分ければ、無駄なく核心を全部回れます。皇宮の威厳と世界遺産トレッキング、皇室庭園、路地の情緒が一度に入るのが北京の魅力。地下鉄と一卡通(またはAlipayのQR)1枚で市内の大半に届き、万里の長城だけ郊外交通を足せばOK。ただしビザ・VPN・決済アプリは出発前に必ず準備を。
この北京旅程、Tripopで1分で
Tripopに「北京4泊5日 故宮+万里の長城 慕田峪+天壇+頤和園+胡同の旅程を作って」と言えば、上の骨格が自動でできあがります。そこに動線・グルメ・家計簿・チェックリストを足して完成。ネットが遮断された環境でも、飛行機・地下鉄の中でもオフラインで旅程・バウチャーが開けます。
画像: Pexels (Da Na — 故宮、Rain Lü — 万里の長城 慕田峪、Tito Zzzz — 天壇公園、Nguyen Khuong — 頤和園、TonyNojmanSK — 北京の胡同、Polina Tankilevitch — 北京ダック) — Pexels License.