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旅程情報確認: 2026年9月

イタリア周遊6泊8日の日程: ローマ3泊・フィレンツェ2泊・ベネチア1泊、南から北へ一方向(費用・入国まとめ)

実践的なイタリア周遊6泊8日。ローマ3泊、フィレンツェ2泊、ベネチア1泊を高速鉄道で南から北へ一方向につなぎ、コロッセオ・バチカン・ウフィツィ・クーポラ・ドゥカーレ宮殿の入場料と記名制予約ルール、2026年の欧州入国(EES・ETIAS)、ベネチア入場税と免除登録、空港アクセス、1人あたりの費用まで整理しました。

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韓国の大手旅行会社が繰り返し売る欧州の定番路線のうち、一つの国だけで完結する組み合わせがイタリア周遊です。この記事は、そのパッケージが回る3都市を個人旅行の動線に組み直した6泊8日です。骨格は単純です。ローマ3泊、フィレンツェ2泊、ベネチア1泊、南から北へ一方向にだけ上がり、引き返しません。都市を移る大移動は高速鉄道2回だけ。そのかわり、この国はチケットが日程を決めます。コロッセオもバチカンもウフィツィも時間指定予約で回る場所なので(当日券頼みだと長い列と売り切れを覚悟)、予約枠を先に押さえて、その周りに一日を組む順序が正解です。

ローマのコロッセオ外壁のアーチと観光客

日程を一目で

日次都市コース移動
Day 1仁川 → ローマ夜到着、宿周辺直行約13時間
Day 2ローマコロッセオ・フォロ・ロマーノ、パンテオン、トレビ、ナヴォーナ地下鉄・徒歩
Day 3ローマバチカン美術館、サン・ピエトロ大聖堂、夜はトラステベレ地下鉄・徒歩
Day 4ローマ → フィレンツェ午前スペイン広場一帯、午後高速鉄道、夜ミケランジェロ広場列車約1時間30分
Day 5フィレンツェ午前ウフィツィ、午後シニョリーア・ヴェッキオ橋、夕方アカデミア徒歩
Day 6フィレンツェ → ベネチア朝クーポラ登頂、昼列車、午後ドゥカーレ宮殿、夜景列車約2時間10分
Day 7ベネチア出発予約なしの朝散歩(帰国便の時刻次第)、空港へ乗り継ぎ1回
Day 8仁川着

動線の原則。 ローマが3日で最も長く、北へ行くほど短くなる構造です。見るものの総量がその順だからです。到着日は観光日に数えません。夜に着いてもEESの生体登録の列と時差で、宿周辺の夕食がその日のすべてと計算するのが正しい。移動日のDay 4とDay 6は「午前に一つ、昼に列車」という同じリズムで、午前ブロックには予約時刻の早い場所を一つだけ入れ、荷物は宿に預けて、受け取ってから駅へ向かいます。そして最終日には時間指定の予約を何も置いていません。ドゥカーレ宮殿をDay 6の午後に前倒しした理由です。この日程で曜日が成否を分ける場所が二つあります。バチカン美術館は日曜休館(毎月最終日曜の無料開放を除く)、ウフィツィとアカデミアは月曜休館です。記名制の時間指定チケットは買った後の変更が難しいので、曜日の配置は予約を始める前にカレンダーを置いて終わらせるべき作業です。Day 3が日曜ならDay 2と丸ごと入れ替えれば済みます。一方Day 5が月曜に当たると、その日の中では答えがありません。ウフィツィとアカデミアが同じ日に閉まるうえ、Day 6はすでにクーポラ・移動・ドゥカーレで埋まっていて押し込む場所がないので、出発日を1日ずらしてフィレンツェの観覧日が月曜を避けるようにするのが唯一きれいな答えです。チケットを買う前にこの整理を終えてください。

出発前: 入国(EES・ETIAS)・通貨・時差

  • ビザ・入国: 韓国のパスポートはシェンゲンビザなしです(全シェンゲン国合算、任意の180日中90日)。パスポートはシェンゲン出国予定日から3か月以上有効、発行10年以内が条件です。2025年10月12日に始まったEESが2026年4月10日から全面運用中で、最初のシェンゲン入国地で指紋・顔を登録し、以後の出入国は登録情報と照合します。仁川発直行ならローマ・フィウミチーノがその場所で、パリ・フランクフルト・アムステルダムなど欧州乗り継ぎ便なら経由空港で登録するため、乗り継ぎ時間には余裕を持たせてください。ETIASは2026年9月時点でまだ運用前です。当初2026年第4四半期の開始目標でしたが開始日は未発表なので、出発前にEU公式案内(travel-europe.europa.eu)を一度確認すれば十分です。
  • 通貨: **ユーロ(EUR)**です。カード決済が一般的で、ローマの公共交通はコンタクトレスカードでそのまま改札を通れます。現金はゴンドラ、小さな屋台、コペルト精算の備え程度に少額だけ。
  • 時差: 韓国より7時間遅れです(サマータイム基準、冬は8時間)。
  • 航空: 発券方式を先に決めます。基本はローマIn・ベネチアOutの周遊(オープンジョー)です。欧州系・中東系の乗り継ぎ便で2区間を1枚にまとめ、引き返す移動がありません。逆に仁川~ローマ直行往復にこだわるなら、最後にベネチアからローマへ国内線(約1時間)か列車で戻る半日が追加されます。直行片道と外資系乗り継ぎ片道を別々に買う組み合わせは、片道運賃が高くおおむね損です。
  • 通信: 欧州eSIM1枚で足ります。イタリア単国プランのほうが多国プランより安いです。
  • 宿泊税: 3都市とも宿代と別に、チェックイン時に1人1泊の宿泊税を取ります。宿のランク別にローマはホテル基準€4~10、フィレンツェ€3.50~8、ベネチア最大€5程度で、6泊なら中級ホテル基準で1人€30前後が別に出ます(徴収は宿が行います)。予約確認メールの案内どおり現金・カードを用意してください。

都市別に何を見るか

3都市の性格ははっきり違います。ローマは古代とバチカン、フィレンツェはルネサンス、ベネチアは水の都そのものです。

ローマ、古代とバチカンの3日

コロッセオ・フォロ・ロマーノ・パラティーノの丘 西暦80年完成の5万人収容の円形闘技場と、ローマ帝国の政治の中心が共通券1枚で束ねられます。共通券€18は初回使用から24時間有効で3か所すべてに入れますが、公式予約(ticketing.colosseo.it)は訪問日の30日前に開き、全員記名制で予約者と訪問者のパスポート名が一致する必要があります。ハイシーズンの公式分はオープン直後に売れていくので、30日前の販売が開く時刻に合わせて確保するのが安全です。地下遺構とアリーナの床まで見るフル・エクスペリエンスは€24です。

パンテオン 西暦2世紀に建てられ、今も屋根が完全なローマ神殿です。2023年の有料化を経て2026年7月から入場€7になり、直径43mのドーム天井の中央に開いたオクルスから光が落ちる内部が本体です。予約なしの先着入場なので、列が伸びる週末の日中より平日の早い時間が楽です。

トレビの泉・ナヴォーナ広場 コインを投げるあの泉と、ベルニーニの「四大河の噴水」を中央に置く噴水3基のバロック広場です。トレビは2026年2月から、泉のすぐ下の規制区域に入る非居住の観光客から€2を取ります。広場の上から見下ろすのは無料です。日中の人出がすさまじいので朝8時前か夜が良いです。この2か所とパンテオンは徒歩10分圏に集まっており、Day 2の午後ブロックに束ねられます。

バチカン美術館・システィーナ礼拝堂 ミケランジェロの天井画と「最後の審判」がある場所です。窓口€20、オンライン時間指定予約€25(予約手数料€5込み)ですが、当日券の列の長さで有名なので予約が基本値です。日曜は休館(毎月最終日曜の無料開放を除く)で、無料の日曜は一年で最も列が長い日なので、旅行者には避ける日に近いです。オンライン予約は通常訪問日の約60日前(ローマの深夜0時、韓国時間の朝7~8時)から開くとされているので、公式予約カレンダーで自分の日付が開いたか確認してください。午前一番の時間帯で予約し、観覧には半日を取ってください。公式分が売り切れなら、公認ツアー(ガイド同伴)の枠を当たる価値があります。

サン・ピエトロ大聖堂・クーポラ 聖堂本体は入場無料ですが、保安検査の列が長いです。水曜午前は広場で教皇一般謁見が開かれる日が多く、広場の規制と混雑が生じえます。バチカンの日が水曜なら当日の運営案内を確認し、曜日を選べるなら他の曜日が気楽です。ミケランジェロ設計のドーム(クーポラ)は有料で、現地購入基準で階段€10・エレベーター併用€15と知られており、公式オンライン予約商品(大聖堂オーディオガイド付き)は€17・€22です。どちらでもエレベーターを使っても最後の320段は歩いて上ります。狭い螺旋階段なので、閉所や膝が不安ならテラスまでに。バチカン美術館と同じ日の午前~午後で束ねるのが動線上正しいのですが、美術館から大聖堂へ直接つながる通路は個人観覧客は期待しないのが安全です。美術館を出て城壁沿いに広場まで15~20分歩き、大聖堂の保安検査の列に新たに並ぶところまでが、この午後の実際の姿です。

トラステベレ テベレ川の向こうの路地の街で、夜になるとトラットリアとワインバーに灯がともります。バチカンから地下鉄の接続はなく、川沿いを徒歩30~40分かバスで渡る区間なので、足が限界ならタクシーが楽です。ローマのパスタ御三家(カルボナーラ、カチョ・エ・ペペ、アマトリチャーナ)はここで済ませるのがおすすめ。サンタ・マリア・イン・トラステベレ聖堂の金のモザイクも同じ街区です。ミサの最中は見学が制限されるので、扉の案内を確認して入ってください。

スペイン広場・ポポロ広場 Day 4の午前、荷物を宿に預けて回る締めのブロックです。スペイン階段は文化財のため座る・飲食する行為が禁止で(摘発時は罰金、規定上最大€400)、立って眺め、コンドッティ通りを抜けてポポロ広場の丘(ピンチョのテラス)からローマ市街を見下ろしてから、荷物を受け取ってテルミニへ向かいます。宿がパンテオン・ナヴォーナ側で駅と逆方向なら、このブロックを外して宿近くの路地散歩に替えるのが動線の損がありません。テルミニ駅構内に有料の手荷物預かりもあるので、朝から荷物を駅に置いて回る手もあります。

バチカンのサン・ピエトロ大聖堂の正面とミケランジェロのドーム

フィレンツェ、ルネサンスの2日

ウフィツィ美術館 ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」と「春」があるルネサンス絵画の本山です。ハイシーズン基準で入場€25に予約手数料€4が付き(予約時は時間指定・記名制、当日券は列と売り切れのリスク)、月曜休館です。シーズン分がまとめて開き人気日から埋まる場所なので、旅行日が決まったら航空券の次にこのチケットから買う順序が正しいです。Day 5の午前をウフィツィで始め、観覧に3時間は取ってください。

ドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ)・ブルネレスキのクーポラ フィレンツェのスカイラインそのものの赤いドームです。聖堂本体は無料入場ですが、ドーム登頂にはブルネレスキ・パス€30(クーポラ時間指定+ジョットの鐘楼・洗礼堂・博物館、3日有効)が必要で、入場時に写真付き身分証を確認します。463段にエレベーターはないので涼しい朝一番の枠が答えですが、ウフィツィと同じ日に二つの登頂を重ねず、この日程のようにDay 6の朝(列車の前)の最初の枠に切り離しておけば、一日に集中する負担は避けられます。本体の無料入場とは別に、クーポラはこのパスがないと上れません。

シニョリーア広場・ヴェッキオ橋 ヴェッキオ宮殿前の野外彫刻の広場と、金細工店が並ぶ中世の橋です。広場のダビデ像はレプリカで、本物はアカデミアにあります。ウフィツィから川沿いに出るとそのままつながり、Day 5の午後は徒歩一筆書きです。

アルノ川に架かるヴェッキオ橋と金細工店の建物

アカデミア美術館 ミケランジェロのダビデの本物一つを見に行く場所です。入場€20に予約手数料€4(予約購入で€24・時間指定、当日購入も可能)で、ウフィツィと同じく月曜休館です。観覧自体は1時間で足りるのでDay 5の夕方、ウフィツィとヴェッキオ橋の後の最後のブロックに合います。美術館が二つある日なので、途中にカフェ休憩を一度挟んでこそダビデ像の前で脚が残ります。

ミケランジェロ広場 アルノ川の対岸の丘から、ドゥオーモとヴェッキオ橋が一画面に収まる展望名所です。無料で、日暮れ時が最も混みます。中心部から徒歩30分の上りかバスで上がれるので、Day 4の夜、到着直後の日程に似合います。

中央市場(メルカート・チェントラーレ) 1階は市場、2階はフードコートです。ただし営業時間が分かれます。1階の市場とランプレドット(もつサンド)の老舗はおおむね午後早くに閉まるので昼に行くべきで、夜は遅くまで開く2階のフードコートの番です。ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(Tボーン、量り売り)は夜のトラットリア予約が定石ですが、予約がなければ2階でも味わえます。

フィレンツェのブルネレスキのドームとジョットの鐘楼、赤い屋根の街並み

ベネチア、水の上の一日

サン・マルコ広場・大聖堂 ビザンチンの金のモザイクに覆われた大聖堂と、その前の大広場がベネチアの心臓です。大聖堂は2025年7月から入場€10の記名制時間指定予約で、鐘楼(カンパニーレ)の展望台は€15別です。朝9時前は日帰り客が来る前で広場が静かです。大聖堂内部の一般観覧は20分前後と短いので、この日程で広場の本体はDay 6の夜景とDay 7の朝散歩です。内部まで見るのは帰国便が午後4時以降の出発のときだけ、Day 7の最初の枠(月~土9:30開場)で取ってください。空港への逆算に荷物の回収まで入れると、午後3時出発ではバッファが残りません。出国日が日曜・祝日なら一般入場が午後からで朝の観覧自体がないので、どちらにせよ微妙なら内部は諦めて広場の散歩で締めるのが安全です。

ドゥカーレ宮殿 ベネチア共和国千年の政庁で、ため息の橋で牢獄とつながる宮殿です。入場€35とイタリアでも高い部類の券ですが、公式サイトで30日以上前に買うと€5引きです。内部観覧に2時間は必要で、出国日の午前に置くと飛行機とぶつかるため、この日程ではDay 6の午後が定位置です。正午前の列車でフィレンツェを発ち(昼食はSMN駅で買ったパニーノを車内で)、14時台に宿へ荷物だけ置いてそのまま入る流れで、最終入場が通常閉館1時間前(4~10月は閉館19時)なので列車が多少遅れてもバッファが残ります。

リアルト橋・大運河 大運河をまたぐ白い石橋と、その下の水の都の大動脈です。ヴァポレット(水上バス)は1回券€9.50(75分)、24時間券€25なので1日3回以上乗るなら24時間券が得で、2番線が大運河を通ります(時間帯により短縮運行があるので電光板で終点を確認)。ゴンドラは市の公定料金で昼30分€90、19時以降は35分€110(1艘あたり、最大5人)の定額制です。支払い方法は船ごとに違うので乗る前に確認を。

チケッティの路地 ベネチア式のつまみ一皿(チケッティ)にスプリッツやワインを立ったまま合わせるバーカロ文化です。リアルト市場側の老舗は市場のリズムで午後に閉める店が多いので、夜はカンナレージョ地区のバーカロの路地が答えです。2、3軒回れば夕食になります。立って一杯と一皿を合わせる構造なので、席を期待するより軽く流すのが流儀で、座席にはコペルト(席料)が付く店が多いです。

ベネチアの大運河とゴンドラ

ベネチア入場税と免除登録。 2026年は4月3日~7月26日の間の指定60日(8:30~16:00の入場)に日帰り客から入場税€5(4日前までの登録)~€10(直前登録)を徴収し、7月27日以降は料金も登録義務もありません。適用日にかかる旅程なら、この日程のようにベネチアに宿泊する人は免除ですが、免除者も市の公式ポータル(cda.ve.it)で宿泊情報を登録して免除QRを受け取っておかないと、検査で罰金の対象です。翌年の対象日は年末年始ごろに発表されるため、訪問日が春~初夏なら出発前に確認してください。宿で払う宿泊税とは別の制度です。

都市間の移動、予約が半分

区間手段所要1人運賃(プロモ~通常)
ローマ → フィレンツェ高速鉄道(フレッチャロッサ・イタロ)約1時間30分€10~50
フィレンツェ → ベネチア高速鉄道(フレッチャロッサ・イタロ)約2時間5分~2時間15分€15~50

ローマ → フィレンツェ トレニタリアのフレッチャロッサと民営イタロが同じ路線で競い、1日数十本走ります。変動運賃制で、販売が開く4か月~2か月前に買えば€10台半ば、当日買うと€50前後まで上がります。プロモ運賃は払い戻し・変更不可が普通なので、日程確定後に買ってください。テルミニ駅はホーム進入の改札で乗車券を確認し、ホーム番号は出発10~15分前にようやく電光板に出るので、中央ホールで待ってから動けば良いです。時間指定の高速鉄道eチケットはそのまま乗れますが、券売機で買った紙の乗車券(レオナルド・エクスプレス、普通列車、バス・トラム1回券)は乗車前に緑・黄の刻印機に通す必要があります。刻印なしで検札に当たるとその場で罰金です。

フィレンツェ → ベネチア 直行の高速鉄道で約2時間10分です。到着駅は必ず**ベネチア・サンタ・ルチア(Venezia S. Lucia)**であること。一つ手前のベネチア・メストレは本土側の市街地の駅です。行政上は同じベネチアでも、運河と路地の歴史地区は橋を渡ったサンタ・ルチアから始まります。サンタ・ルチア駅の階段を出るとすぐ大運河で、宿まではヴァポレットか徒歩です。石畳と橋の階段のせいで、スーツケースは1個に絞るのがベネチアの実戦です。

空港アクセス ローマ・フィウミチーノ空港からテルミニ駅まではノンストップ列車レオナルド・エクスプレスが32分、€14です。改札にコンタクトレスカードをかざせば切符なしで乗れます。ベネチア・マルコ・ポーロ空港へ出るときはアリラグーナ水上バスがサン・マルコから約75分、€18(大型荷物1個+手荷物1個込み)で、荷物が多いか時間が厳しければ水上タクシー(基本€110に夜間・荷物の割増)が代替です。出発3時間前の空港到着基準で、サン・マルコを遅くとも出発4時間30分前には出る逆算です。欧州乗り継ぎの帰国便は午前~正午出発が多いのがこの逆算の罠です。12時出発なら朝7時30分には船に乗る必要があり、その朝の観光はないものと見て、発券時に出発時刻から確認してください。午後出発(中東乗り継ぎなど)なら朝の広場一周が可能になります。

宿はどこに取るか ローマはテルミニ駅西~モンティ地区(列車・地下鉄の両アクセス)かパンテオン・ナヴォーナ徒歩圏(夜散歩の軸)、フィレンツェはドゥオーモ~サンタ・マリア・ノヴェッラ駅の間(徒歩都市の中心)、ベネチアは本島のサン・マルコ~リアルトの間が基準点で、ヴァポレットの停留所から階段の橋を渡らずに着く宿かまで見て選ぶと、スーツケースの苦労が大きく減ります。ベネチアの1泊は本島でこそ意味があります。安いからとメストレに取ると、夜景と朝の広場という、この日程でベネチアの本体である二つが両方消えます。

スタイル別にこう変える

同じ6泊でも、同行者と目的によって変えるべき日が違います。

スタイル変える日外すもの入れるもの理由
美術中心Day 4午前スペイン広場の散歩ボルゲーゼ美術館(完全予約制、2時間の観覧枠)ベルニーニ彫刻の本山なのに回あたりの入場人数が少なく、チケットが貴重です。ローマ最後の午前が、この日程で唯一空いている枠です
新婚・記念旅行Day 5~7フィレンツェ2泊のうち1日ベネチア2泊(人波の引いた朝の運河、ブラーノ半日)ベネチア1泊は夜景一度きりで、この街の価値は日帰り客が引いた朝と夜にあります。記念の旅なら1日を移す価値があります
子連れ家族Day 3・6クーポラ登頂2回(サン・ピエトロ・ドゥオーモ)コロッセオのアリーナ床付き券、ヴァポレット2番線で大運河一周狭い螺旋階段数百段は子どもにはきつく、途中で引き返せません。子どもには剣闘士のアリーナの床と、船で回る水の都が旅の動機になります
再訪Day 4ローマ午前の締めオルヴィエート半日(普通列車約1時間20分、崖上のドゥオーモ)コロッセオとウフィツィを見たなら、ウンブリアの崖の街が新しいカードです。ただし高速線でなく在来線区間で、駅からケーブルカーで上がるため、荷物は駅の預かり所に置いて半日を丸ごと取る必要があります

6泊8日の費用、1人基準

2人1室、仁川出発基準です。ユーロの為替(2026年9月時点で1ユーロ約1,600ウォン台)とシーズンで動きます。航空の余裕型250万ウォンはハイシーズンの乗り継ぎ周遊基準の予算例です。連休の直行往復はこれより高くつくこともあるので、上限として読まないでください。

項目節約型標準型余裕型
航空(周遊)110万160万250万
宿泊6泊、1人50万90万150万
都市間・市内交通15万22万30万
入場・ツアー20万35万50万
食費8日40万60万85万
合計約235万約367万約565万

都市間の移動には高速鉄道2区間のほか、空港連絡(レオナルド・エクスプレス、アリラグーナ)、ローマの地下鉄・バス、ベネチアのヴァポレットが入ります。入場・ツアーの標準型35万ウォンは、本文の有料名所(コロッセオ€18、バチカン€25、サン・ピエトロのクーポラ現地€10~15、パンテオン€7、トレビ下段€2、ウフィツィ€29、ブルネレスキ・パス€30、アカデミア€24、ドゥカーレ€30~35、サン・マルコ€10)を全部回るときの合計€185~195(約30万ウォン)に、ゴンドラ(5人で割れば1人€18~22)を足した値です。サン・マルコの鐘楼(€15)まで上るならその分を足してください。節約型はこのうち数か所を外観観覧に回す前提で、宿泊税6泊€30前後はこの表の外で別に出ます。宿泊はベネチア本島の1泊が3都市で最も高い点を反映した値です。食費は観光地の一食€15~25基準で、立ち食いのピザやパニーノに昼を回せば€5~8に下がります。着席の店はコペルト(席料)が1人€2~3前後付きます。

これだけは必ず

  • 予約のオープン時期がバラバラなので、カレンダーに入れてその日ごとに確保します。 高速鉄道は最大4か月前、ウフィツィはシーズン分が一括で、バチカンは訪問日の約60日前の深夜0時(ローマ時間)、コロッセオは30日前に開きます。航空券を買ったからといって一度に全部買えるわけではありません。宿よりこれらのチケットが先に尽きます。
  • 曜日の確認。バチカンは日曜、ウフィツィ・アカデミアは月曜休館です。 カレンダーを見てローマのバチカンの日とフィレンツェの2日を配置してから、残りを埋めてください。
  • ベネチアの到着駅はサンタ・ルチア。 メストレで降りると本土です。予約時に駅名を確認してください。
  • ベネチアの入場税は適用日のみ。 4~7月の指定日に当たるなら宿泊者も市のポータルで免除QRを受け取り、それ以外の日付は登録するものがありません。宿泊税は別で、チェックイン時に払います。
  • スト(ショーペロ)はイタリアの日常の変数です。 移動日が近づいたらトレニタリア・イタロの告知でスト予告を確認してください。スト当日も運行が保証される列車が運行会社ごとに公示されるので(トレニタリアの「トレーニ・ガランティーティ」リスト、イタロは自社告知)、自分の列車がリストにあるか確認し、なければ保証列車に切符を移してください。
  • 聖堂とバチカン美術館は服装を見ます。 男女とも肩と膝が隠れていないと入れません。肩は羽織り1枚で解決しますが膝上のショートパンツはそれでは解決しないので、9月の残暑でも聖堂の日は長い下衣を履いてください。
  • 移動日の午前は名所一つだけ、荷物は宿に。 チェックアウト後に荷物を預け、身軽に回ってから受け取って駅へ。それが標準の動きです。
  • スリ対策。 テルミニ駅、バチカン行き64番バス、トレビの人混み、ベネチアのヴァポレット内がスリ被害の報告が多い区間です。かばんは前に掛け、テラス席のテーブルに携帯を置かないこと。すれ違いざまの引ったくりに注意してください。
  • ローマの交通はコンタクトレス1枚、ただし1人1カード。 地下鉄・バス・トラムの改札にカードをかざすと100分有効の1回券(BIT €1.50)基準で自動精算されます。100分以内ならバス・トラムは乗り換えられますが、地下鉄は一度出たら終わりです。1枚のカードで2人が続けてタッチはできないので、同行者も各自の実物カードかスマホを用意してください。
  • 紙の乗車券は刻印から。 券売機で買った紙の切符は乗車前に刻印機に通さないと、検札で罰金です。時間指定の高速鉄道eチケットは刻印不要です。
  • 水は買わずに汲んでください。 ローマの至る所にあるナソーニ(無料の水飲み場)は飲める水です。空きボトル1本で夏のローマがずっと安くなります。

まとめ

イタリア周遊6泊8日は、ローマ(3泊)→フィレンツェ(2泊)→ベネチア(1泊)の一方向北上が最も効率的です。

  • 入国はシェンゲンビザなし(180日中90日)+パスポート3か月以上有効+EES登録(最初のシェンゲン入国地、直行ならローマ)+ETIASは運用前(出発前に確認)
  • 都市間の移動は高速鉄道2回、早く買うほど安い
  • コロッセオ(30日前・記名制)・バチカン(60日前)・ウフィツィ・クーポラは時間指定予約が基本、ドゥカーレは30日以上前のオンライン購入が€5安い
  • バチカンは日曜休館、ウフィツィ・アカデミアは月曜休館。曜日が日程を決めます
  • ベネチアはサンタ・ルチア駅で下車、入場税は4~7月の適用日のみ(その場合は宿泊者も免除登録)
  • トリップポップ(Tripop)で都市別の日程・列車・入場券バウチャーを一か所に

このイタリアの日程を、トリップポップで整理する

3都市を回る間に、列車の切符2枚と記名制の入場券が7枚まで積み上がる日程です。トリップポップ(Tripop)アプリに**「イタリア周遊 6泊8日 ローマ フィレンツェ ベネチア」**と一行入れると日別の骨組みができ、航空券・列車・入場券のPDFを載せればバウチャーが都市別に整理されます。ユーロの家計簿も同行者との共有も、一つのアプリで。

情報の確認

この記事の日別の動線は計画例です。入場料と交通運賃は、トリップポップの旅行デスクが2026年9月3日に各施設の公式サイトと予約ページで突き合わせた値です。欧州の入国制度(EES運用中、ETIASは開始時期未確定)やベネチア入場税の対象日、名所ごとの予約ルール・休館曜日、列車・航空運賃は時期と為替で変わるため、出発前に公式サイトでもう一度確認してください。記載の数字が実際と違っていたら教えてください。確認してすぐ直します。

画像: Pexels (Görkem Özdemir: ローマのコロッセオ, C1 Superstar: バチカンのサン・ピエトロ大聖堂, Fede Roveda: フィレンツェのドゥオーモ, Michael Hamments: ベネチアの大運河, Mihai Vlasceanu: フィレンツェのヴェッキオ橋), Pexels License.

よくある質問

2026年にイタリアへ行くのにETIASは必要ですか?

2026年9月時点で、ETIAS(欧州渡航認証)はまだ運用前です。当初は2026年第4四半期の開始が目標でしたが正確な開始日は発表されていないため、出発前にEUの公式案内で運用の有無を一度確認するのが安全です。出入国記録を自動収集するEESは2025年10月12日に始まり、2026年4月10日から全面運用中です。登録は最初のシェンゲン入国地で行うため、仁川発直行ならローマ、パリやフランクフルトなど欧州乗り継ぎならその経由空港です。パスポートはシェンゲン出国予定日から3か月以上有効で、発行10年以内である必要があります。

ローマ・フィレンツェ・ベネチアの間はどう移動しますか?

3都市を結ぶ区間は高速鉄道が正解です。ローマ・テルミニ駅からフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅まで約1時間30分、フィレンツェからベネチア・サンタ・ルチア駅まで約2時間10分で、トレニタリア(フレッチャロッサ)とイタロの2社が競合しており、早く予約すれば区間あたり€10台のプロモ運賃が取れます。直前購入は€50を超えがちです。ベネチアでは駅名を必ず確認してください。本島は「ベネチア・サンタ・ルチア(Venezia S. Lucia)」で、一つ手前の「ベネチア・メストレ(Mestre)」は本土側の駅です。

コロッセオとバチカンは予約必須ですか?

事実上必須です。コロッセオの共通券(€18、フォロ・ロマーノとパラティーノを含む)は訪問日の30日前に公式販売が開き、全員記名制でパスポートの名前と一致する必要があり、ハイシーズンはオープン直後に売れていくため、販売が開く時刻を狙うのが安全です。バチカン美術館は窓口€20、オンライン予約€25(予約手数料€5込み)ですが、当日券の列が長いことで有名なのでオンライン時間指定予約が基本です。ウフィツィ美術館(€25+予約手数料€4)とフィレンツェのクーポラ(ブルネレスキ・パス€30)も時間指定制です。

ベネチアの入場税は払う必要がありますか?

宿泊するなら入場税(日帰り訪問税)の対象外です。2026年は4月3日~7月26日の指定60日(8:30~16:00の入場)に日帰り客から€5(4日前までの登録)~€10(直前登録)を徴収し、7月27日以降は料金も登録義務もありません。適用日にかかる旅程なら、ベネチアに1泊以上する人は免除ですが、免除者も市の公式ポータル(cda.ve.it)で宿泊情報を登録して免除QRを受け取っておかないと、検査で罰金の対象になります。翌年の対象日は年末年始ごろに発表されるため、春~初夏の訪問なら出発前に確認してください。宿泊税(1人1泊、宿で支払い)はこれとは別の制度です。

イタリア周遊6泊8日の費用はどれくらいですか?

航空・宿泊込みで1人235万~565万ウォン程度です。ユーロの為替とシーズン、ホテルのランクが変数で、コロッセオ・バチカン・ウフィツィ・クーポラ・ドゥカーレ宮殿のような予約制の名所を全部回ると入場料だけで1人30万ウォン前後になります。高速鉄道は早く買うほど安く、3都市とも宿泊税(6泊合計€30前後、チェックイン時に別払い)が付くことも総額に入れるべきです。

仁川から直行便はありますか?

ローマへは直行便が運航中で約13時間台です。ベネチアへの仁川直行便はありません。そこで選択肢は二つです。欧州系・中東系航空会社の乗り継ぎ便でローマIn・ベネチアOutを1枚にまとめる周遊(オープンジョー)発券が移動効率は最良です。直行にこだわるならローマ往復で買い、最後にベネチアからローマへ国内線(約1時間)か列車で戻る半日を日程に足します。直行片道と乗り継ぎ片道を別々に買う組み合わせは、片道運賃が高くおおむね損です。

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