パリの家族旅行記事の多くは、エッフェル塔、ルーヴル、ディズニーランドの合間に博物館を挟み込みます。この記事は逆から組みます。5~10歳の子どもとパリに4泊し、丸3日の観覧日を子どもが自分で触れて観察する3か所に1日ずつ使います。北東部ラ・ヴィレットの科学館の中にあるシテ・デ・ザンファン(Cité des enfants)、南のパリ植物園(Jardin des Plantes)にある進化大陳列館(Grande Galerie de l'Évolution)、3区の技術史博物館工芸博物館(Arts et Métiers)です。順番を決めるのは好みではなく休館日と回の時刻表です。科学館と技術博物館は月曜に、進化大陳列館は火曜に休み、科学館の子どもスペースは90分の入れ替え制でしか入れません。4泊5日はパリ到着日から出発日までの現地基準で、長距離フライトにかかる日数は便によって変わります。この記事の年齢はすべて満年齢です。初めてのパリでエッフェル塔とルーヴルを先に見るべきなら、この記事ではなくパリ5泊6日基本旅程が合います。

子連れパリ、何に何日使うか
配分から宣言します。移動日2日(到着・出発)、丸3日は1日1エリアずつです。ラ・ヴィレットは予約した90分の回に科学館の展示か公園を足し、パリ植物園は進化大陳列館に温室か庭園を足し、3区は技術博物館1か所をゆっくり見ます。宿は東駅(Gare de l'Est)周辺の1か所に4連泊で、荷物を動かす日はありません。
| 日 | コース | 移動・メモ |
|---|---|---|
| Day 1 | パリ到着、宿にチェックイン、近所で夕食 | 到着日に回の予約を入れない。空港鉄道チケットで鉄道(シャルル・ド・ゴールはRER B) |
| Day 2 | ラ・ヴィレット: シテ・デ・ザンファンの回 → 8~10歳は科学館の展示、5~7歳はラ・ヴィレット公園 | メトロ7号線Porte de la Villette。月曜休館 |
| Day 3 | パリ植物園: 進化大陳列館 → 雨や寒い日は大温室、晴れた日は無料の庭園 | メトロ7号線Censier-Daubenton、5号線Gare d'Austerlitz。火曜休館 |
| Day 4 | 3区: 工芸博物館の常設展(子ども用オーディオガイドは任意) | メトロ3・11号線Arts et Métiers、4号線Réaumur-Sébastopol。月曜休館 |
| Day 5 | チェックアウト、空港へ移動、出国 | 出国日に観覧を入れない |
上の表は、観覧日(Day 2~4)が水~金や木~土のように月・火曜を避ける場合の順番です。曜日のルールが旅程を決めます。 科学館(科学産業都市、Cité des sciences et de l'industrie)と工芸博物館は毎週月曜に休み、進化大陳列館は毎週火曜に休みます。3か所とも1月1日・5月1日・12月25日は休館なので、観覧日の3日間にこの日付が入ると、その日は3か所のどこにも行けません。そこで日程は3段階で決めます。まず共通の休館日が観覧日に入らないように到着日を選び、次に月曜が入ればその日を進化大陳列館、火曜が入ればその日を科学館にし(希望の回が売り切れなら火曜は工芸博物館)、最後にその日付の回のチケットを予約します。共通の休館日がない水・木・金・土・日の中なら、順番を入れ替えても構いません。たとえば日曜に到着するなら、月曜に進化大陳列館、火曜に科学館、水曜に工芸博物館という順番になります。科学館はフランスの学校休暇に月曜を特別開館したことがありますが(2026年10月19・26日)、11~12月の月曜開館は公式の時間案内にありませんでした(2026年11月2日確認)。月曜開館を当てにして旅程を組むことはせず、クリスマス休暇に行く家族は訪問前に科学館の開館時間案内ページで月曜開館のお知らせをもう一度確認します。
出発前: 入国・予約・交通チケット
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ビザ | 国籍によって異なる。この旅程はビザ免除のパスポートが前提で、たとえば韓国のパスポートは観光などの短期滞在(シェンゲン圏で180日のうち90日以内)はビザ不要、出国予定日から3か月以上のパスポート残存期間が必要 |
| EES(出入国システム) | 2026年4月10日に全面運用。事前にやることはなく費用もかからない。最初の入国当日に審査ブースで顔写真・指紋を登録、12歳未満は指紋免除 |
| ETIAS(事前渡航認証) | フランス外務省の案内ではまだ運用前、現在発行するウェブサイトはなし(偽サイトに注意)。出発直前に再確認 |
| 出発前のオンライン申請 | なし。EESは入国審査で登録し、ETIASは運用前 |
| シテ・デ・ザンファン | オンライン予約を強く推奨。親・子どもそれぞれにチケット。公式の目安は15分前、この旅程は30分前に到着 |
| 進化大陳列館 | 公式チケットサイトが現在、時間帯指定のオンライン予約を必須と案内(2026年11月2日確認、終了日の告知なし) |
| 空港鉄道チケット | 片道14ユーロ、4~9歳7ユーロ、4歳未満無料、10歳から大人料金。1人1媒体(ナビゴ・イージーカードかスマートフォン)にチャージ、メトロ・鉄道・RERの1回券と同じ媒体には一緒に入れられない(1回券を使い切って2時間たてばチャージ可) |
初めてのEES登録には生体情報の登録手続きが加わるので、入国時間に余裕を持たせます。 EESはパスポートのスタンプに代わって非EU国籍者の出入国を電子的に記録する制度で、ビザが免除された短期滞在者にも適用されます。登録する生体情報は顔写真と指紋ですが、12歳未満の子どもは指紋が除かれます。子どもが疲れた状態で列に並ばずに済むよう、機内でトイレと軽食を済ませておくほうがよいでしょう。
チケットはシテ・デ・ザンファンから押さえます。 90分の回ごとに定員があり、希望の時刻から埋まります。日程が決まったら休館日に合わせて決めた科学館の訪問日の回を公式チケットサイトで先に取り、進化大陳列館の時間帯指定チケットはその後に買います。進化大陳列館は公式チケットサイトが現在オンライン予約を必須と案内しているので、当日の窓口購入は当てにしません。工芸博物館は現地購入で十分ですが、オンライン購入は予約1件につき1ユーロの手数料がかかります。
空港から宿へ、拠点は東駅(Gare de l'Est)
拠点を東駅にする理由は1本の路線です。メトロ7号線が東駅から北へPorte de la Villette(科学館)、南へCensier-Daubenton(パリ植物園)を乗り換えなしで結びます。同じ駅の4号線はRéaumur-Sébastopol(工芸博物館)へ、5号線はGare d'Austerlitz(植物園の東口)へ行きます。3日とも乗り換えない動線が、子連れで動くときのいちばん大きな節約です。空港鉄道RER Bが停まる北駅(Gare du Nord)にも歩いて行ける距離です。
| 出発・到着 | 行き(空港 → 宿) | 帰り(宿 → 空港) |
|---|---|---|
| シャルル・ド・ゴール(CDG) ↔ 東駅 | RER BでGare du Nordで降り、東駅方面へ徒歩。空港鉄道チケット片道14ユーロ(4~9歳7ユーロ) | 東駅からGare du Nordへ歩き、RER Bの空港方面へ。空港鉄道チケットを新たに1枚(片道14ユーロ、4~9歳7ユーロ) |
| オルリー(ORY) ↔ 東駅 | Orlyval(Orly 1・2・3かOrly 4駅)でAntonyまで行き、RER Bのパリ方面に乗り換えてGare du Nordで降り、東駅方面へ徒歩。空港鉄道チケット片道14ユーロ(4~9歳7ユーロ) | 東駅からGare du Nordへ歩き、RER BでAntony、Orlyvalに乗り換えて空港へ。空港鉄道チケットを新たに1枚(片道14ユーロ、4~9歳7ユーロ) |
乗り方。 空港鉄道チケットは鉄道専用で、どちらの空港でも乗り換えを含めて最初の入場から2時間以内に使い切ります。RER B、メトロ、Orlyvalを乗り継いで使え、途中で改札の外に出ると終わります(公式に指定された地上乗り換えルートを歩く場合だけ例外)。チケットは片道なので、空港へ戻るときは新たに1枚買います。紙のチケットではなく、ナビゴ・イージー(Navigo Easy)カードかスマートフォンにチャージする方式で、公式の利用規約上、1枚のカード・1台のスマートフォンで複数人が続けてタッチして入ることはできません。また空港鉄道チケットとメトロ・鉄道・RERの1回券(Métro-Train-RER)は同じカード・スマートフォンに一緒に入れられず(バス・トラムのチケットは一緒に入れられる)、1回券が残っているカードに空港鉄道チケットを入れるには、1回券をすべて使い切って2時間たっている必要があります。そのため4歳以上の家族は1人につきカードかスマートフォンを1つずつ用意し、出国日の空港鉄道チケットは1回券を使い切ったカードに前日にチャージしておくか、別のカード・スマートフォンに入れておきます。空港を行き来する鉄道には市内の1回券(2.55ユーロ)ではなくこの空港鉄道チケットが必要です。4歳未満は空港鉄道チケットも市内交通も無料です。
帰りは逆算します。 国際線は出発3時間前の空港着を基準にし、そこに空港鉄道での移動(シャルル・ド・ゴールはRER B、オルリーはRER BとAntonyで乗り換えるOrlyval)と子連れの余裕1時間を足して宿を出る時刻を決めます。午後発の便ならチェックアウト後すぐ空港へ向かうほうがよく、出国日には博物館を入れません。

エリアと使う時間
| エリア | 代表スポット | 東駅からの移動 | このエリアに使う時間 |
|---|---|---|---|
| ラ・ヴィレット(19区) | 科学館、シテ・デ・ザンファン、ラ・ヴィレット公園 | メトロ7号線北方面、Porte de la Villette | 1日(90分の回 + 展示または公園) |
| パリ植物園(5区) | 進化大陳列館、大温室、動物園、庭園 | メトロ7号線南方面Censier-Daubentonまたは5号線Gare d'Austerlitz | 1日(陳列館2~3時間 + 庭園・温室) |
| 3区 | 工芸博物館(旧サン・マルタン・デ・シャン修道院) | メトロ4号線Réaumur-Sébastopol | 半日~1日(子ども用オーディオガイド1時間30分) |
Day 1 到着: 宿とチケットの確認
到着日は宿へのチェックインと近くでの夕食で終えます。長距離フライトの直後に90分の回は入れません。夕食前にやることは3つです。科学館の訪問日に決めた日のシテ・デ・ザンファンの回の確認メール、進化大陳列館の訪問日の時間帯指定チケット、そして子どもの年齢を証明するパスポートの置き場所です。進化大陳列館の無料入場も科学館の子ども料金も、どちらも年齢の証明が基準になります。
Day 2 ラ・ヴィレット: シテ・デ・ザンファンと科学館
シテ・デ・ザンファン5~10歳、回の選び方
シテ・デ・ザンファン5~10歳は科学館の中の子ども専用スペースで、1回が90分、回が終わる時刻に全員が退出します。開始時刻は曜日によって違います。火~金は1日4回(9:45・11:45・13:45・15:45)、土・日・祝日とフランスの学校休暇期間は1日5回(9:45・11:30・13:15・15:00・16:45)です。最初の9:45の回を勧める理由は単純です。回の後に科学館の展示や公園に午後をまるごと使え、子どもの集中力がいちばん高いときに90分を使えます。
チケットのルールがこの旅程でいちばんわかりにくい部分です。子どもは必ず大人と一緒に入り、大人だけでは入れません。親と子どもがそれぞれチケットを買う必要があり、通常料金15ユーロ、2~25歳は12ユーロです。2歳未満の下の子はチケットなしで入り、2~4歳の下の子や11歳以上のきょうだいは5~10歳の子どもと一緒ならチケットを買って入ります。公式案内は回の15分前の到着を勧めています。チケット売り場の列まで考えて、この旅程では30分前にしておきます。
科学館の展示まで見るか、セット券の判断
シテ・デ・ザンファンのチケットでは科学館の一般展示に入れません。 両方を見るなら最初からセット券(シテ・デ・ザンファン + 展示、19ユーロ)を買う必要があり、2~5歳は14ユーロです。判断の基準は子どもの年齢です。8~10歳なら回の後も展示を見る体力と興味が残っていることが多いのでセット券が合い、5~7歳なら90分の回だけで十分なことが多いので単独券を買って午後を公園の散歩に回します。セット券の年齢割引は2~5歳(14ユーロ)だけなので、単独券より大人は4ユーロ、6~10歳の子どもは7ユーロ、5歳の子どもは2ユーロ高くなります。大人2人+7歳+5歳の家族ならセット券の合計は71ユーロで、単独券(54ユーロ)より17ユーロ多くかかります。
科学館の一般展示は火~土10~18時、日曜10~19時に開いています。建物のホール(hall)のカフェレストランは火~日10:00~17:45に営業し、店内飲食も持ち帰りもできます。荷物預かりは火~土9:15~18:00、日曜9:15~19:00で、おむつ交換台は-1・0・2階にあります。
ラ・ヴィレット公園と帰り道
科学館の建物の外はラ・ヴィレット公園で、銀色の球体の建物**ラ・ジェオード(La Géode)**が科学館のすぐ前にあります(科学館はシテ・デ・ザンファンとジェオードのセット券も販売しています)。回が終わった後に子どもが走り回る場所が必要なら、公園の芝生と散歩道に出ます。11月のパリは日が早く暮れるので公園は午後の早い時間に使い、暗くなる前に7号線で東駅に戻ります。
Day 3 パリ植物園: 進化大陳列館と温室

進化大陳列館(Grande Galerie de l'Évolution)
進化大陳列館はフランス国立自然史博物館がパリ植物園の中で運営する展示館(1994年開館)で、標本で生物多様性の歴史を見せます。陸上動物の展示フロアではゾウを先頭に、キリン・シマウマ・ライオンといったアフリカのサバンナの動物が行列をつくっています。火曜を除く毎日10~18時に開き、チケット販売は閉館1時間前(17時)に締め切られます。1月1日・5月1日・12月25日も休みます。常設展の入場料は大人13ユーロ、割引10ユーロで、25歳以下は証明を見せれば無料です(EU居住者も非EU居住者も)。4人家族なら親2人分の26ユーロだけです。
チケット購入は時間帯を選ぶオンライン販売ページにつながり、そのページは現在オンライン予約が必須と案内しています(2026年11月2日確認、終了日の告知なし)。訪問日が決まったら時間帯指定のチケットを先に買っておきます。午前10時の開館に合わせて入り、2~3時間使ってから昼食をとる順番が子どもの体力に合います。
同じ建物の企画展**「恐竜の足跡をたどって(Sur les traces des dinosaures)」**は別料金の企画展で、常設展の25歳以下無料は適用されません。常設展だけで午前の2~3時間が埋まるので、この旅程と費用には入れません。
温室・動物園・庭園、午後は1つだけ

午後は1つだけ選びます。**大温室(Grandes Serres)**は火曜を除く10~17時(入場は16時まで、2027年2月28日までの冬時間)に開き、大人9ユーロ、3~25歳7ユーロ、3歳未満無料(大人2人+3~25歳2人のファミリー券28ユーロ)で、オンライン販売のみです。熱帯雨林の温室があるので、寒い11月の午後でも屋内で植物を見られます。動物園(Ménagerie)は毎日10~17時(チケット販売16時締切、12月25日休み、2027年2月28日までの冬時間)、大人13ユーロ、3~25歳10ユーロ、3歳未満無料で、ファミリー券(大人2人+3~25歳2人)は40ユーロです。お金をかけたくないなら植物園の庭園が無料です(2027年2月28日まで毎日8:00~17:30、閉園15分前に入場締切)。ただし庭園内の高山植物園(Jardin alpin)は11月から3月まで閉まります。
判断はこうします。雨や寒さなら大温室、子どもが生きた動物を見たがるなら動物園、天気がよく予算を抑えたいなら庭園です。3つとも入れると、午前の陳列館で使った体力が尽きます。
Day 4 3区: 工芸博物館

発明品の博物館を子どもと見る方法
**工芸博物館(国立工芸院博物館、Musée des Arts et Métiers)**は科学機器・素材・建設・通信・エネルギー・機械・交通の歴史を展示する技術史博物館で、旧サン・マルタン・デ・シャン修道院の建物を使っています。代表的な所蔵品のリストには、クレマン・アデールの飛行機「アヴィオン3号」(1897)とブレリオXI飛行機(1909)があります。火~日10~18時、金曜は21時まで開き、月曜と1月1日・5月1日・12月25日は休館です。チケット販売は閉館45分前に終わり、展示フロアには閉館30分前から上がれません。
常設展の入場料は大人12ユーロ、割引9ユーロで、18歳未満は国籍に関係なく無料です。金曜18~21時の夜間開館でも常設展は同じ有料料金なので、夜間の無料は期待しません。毎月第1日曜は常設展が無料ですが、チケットは博物館の案内デスクでしか配っていません。子どもはもともと無料なので、第1日曜に浮く金額は親2人分の24ユーロです。
子ども用オーディオガイドと遊びの冊子
7~12歳向けの子ども用オーディオガイドがあります。小さなロボットについて34点の所蔵品を巡り、鍵を探す1時間30分のコースで、言語はドイツ語・英語・中国語・スペイン語・フランス語・イタリア語・日本語です(韓国語なし)。レンタル料は1台5ユーロで、身分証を預けます。日本語版があるので、7歳以上ならこのコース1つでDay 4の骨組みができます。博物館のサイトから事前にダウンロードできる遊びの冊子(enquêtes-jeux)も、いま掲載されているのは7~12歳向けの「Étonnant explorateur」1つなので、5~6歳とは親が代表的な所蔵品の飛行機2機(アヴィオン3号、ブレリオXI)を一緒に探すようにして、1~2時間で短く見ます。
週末とパリが属するC地区の学校休暇には4~6歳、7~12歳の家族向けワークショップ(1時間30分、大人15ユーロ、18歳未満10ユーロ)も開かれます。進行言語が公式案内にないためこの旅程には入れておらず、フランス語を話さない家族は子ども用オーディオガイドを使います。

メトロArts et Métiers駅には壁と天井が銅色の金属板で覆われたホームがあり、博物館前の駅として覚えやすい駅です。東駅から行くなら4号線Réaumur-Sébastopolが乗り換えなしで近いです。
Day 5 出発
チェックアウト後に空港へ向かいます。空港鉄道チケットを事前にチャージしてあるか、4~9歳の子どもは半額チケットかをもう一度確認します。中心の観覧はDay 2~4の中で終えているので、出国日には何も入れません。
スポットの実用情報
| 施設 | 営業 | 休館 | 大人 | 子ども | アクセス |
|---|---|---|---|---|---|
| シテ・デ・ザンファン5~10歳 | 火~金4回、週末・祝日・学校休暇5回(各90分) | 月、1/1・5/1・12/25 | 15ユーロ | 12ユーロ(2~25歳)、2歳未満無料 | メトロ7号線Porte de la Villette |
| 科学館の展示(セット券) | 火~土10~18、日10~19 | 月、1/1・5/1・12/25 | セット券19ユーロ | セット券19ユーロ(2~5歳14ユーロ) | 同じ |
| 進化大陳列館 | 10~18(チケット販売17時締切)、オンライン予約必須 | 火、1/1・5/1・12/25 | 13ユーロ | 常設展25歳以下無料(証明) | 7号線Censier-Daubenton、5・10号線・RER C Gare d'Austerlitz |
| 大温室 | 10~17(入場16時まで) | 火(1/1・5/1・12/25の営業は記載なし、この日は入れない) | 9ユーロ | 7ユーロ(3~25歳)、3歳未満無料、ファミリー券28ユーロ(大人2+3~25歳2) | 同じ |
| 動物園 | 毎日10~17(チケット販売16時締切) | 12/25 | 13ユーロ | 10ユーロ(3~25歳)、3歳未満無料、ファミリー券40ユーロ(大人2+3~25歳2) | 同じ |
| 植物園の庭園 | 毎日8:00~17:30(閉園15分前に入場締切、高山植物園は11~3月休園) | なし | 無料 | 無料 | 同じ |
| 工芸博物館 | 火~日10~18、金21時まで(チケット販売は閉館45分前、展示フロアは30分前まで) | 月、1/1・5/1・12/25 | 12ユーロ | 18歳未満無料 | メトロ3・11号線Arts et Métiers、4号線Réaumur-Sébastopol |
料金は2026年11月1~2日の公式ページ基準です。大温室・動物園・植物園の庭園の時間は2027年2月28日までの冬時間なので、3月以降の旅行なら再確認します。工芸博物館は2026年12月24日と31日は16時に閉まります(同じルールならチケット販売は15:15、展示フロアへの入場は15:30に終了)。大温室の案内には1月1日・5月1日・12月25日に開くかどうかが書かれていないので、3か所が一緒に休むこの日付には大温室も入れません。
コンセプト別にこう変えてください
| コンセプト | 変える日 | 外すもの | 入れるもの | 理由 |
|---|---|---|---|---|
| 下の子が2~4歳 | Day 2 | 5~10歳の回の単独利用 | 同じ建物の2~6歳スペースの回を別に(保護者が1人なら2つのスペースの回が重ならないように取る) | 5~10歳スペースには2~4歳の下の子もチケットを買えば入れるが、2~6歳スペースはその年齢に合わせて別に運営している |
| 子どもが全員11~12歳(5~10歳の下の子なし) | Day 2・4 | シテ・デ・ザンファン | 科学館の展示単独、工芸博物館のオーディオガイド | 5~10歳スペースには11歳以上だけでは入れない。5~10歳の下の子が一緒なら11~12歳もチケットを買って入れるので、基本の旅程のままにする |
| 観覧日に月曜 | 月曜 | 科学館・工芸博物館 | 進化大陳列館 | 月曜に開くのは3か所のうち進化大陳列館だけ |
| 観覧日に火曜 | 火曜 | 進化大陳列館・大温室 | 科学館(希望の回が売り切れなら工芸博物館) | パリ植物園の陳列館と大温室が一緒に休み、回の予約が要る科学館を先に決めると残り2日が決まる |
| 毎月第1日曜 | その日曜 | ほかの施設 | 工芸博物館 | 常設展が無料なので親のチケット24ユーロが浮く。代わりにチケットは案内デスクでしか配らない |
| クリスマス休暇の旅行 | 到着日・観覧日(Day 2~4) | 12月25日・1月1日が入る観覧日、平日4回基準 | 共通の休館日を避けた日付、休暇中の5回の回 | フランスの学校休暇(12月19日開始、1月4日の朝に授業再開)は回の時刻表が変わって地元の家族が集まり、25日と1日は3か所とも休む |
食事: 3つの街で子どもと食べる方法
ラ・ヴィレットでは科学館のホールのカフェレストランがいちばん確実な選択です。火~日10:00~17:45に営業し持ち帰りもできるので、回の合間に出てきて食べやすいです。パリ植物園と3区では街のパン屋(ブーランジュリー)のバゲットサンドやクロワッサンで昼食を簡単に済ませ、夕食は宿の近くでとるほうが子どもの体力に合います。5~7歳の子どもとは、昼食をしっかり食べて夕食は早めに軽く終える形で1日を組みます。

4泊5日の費用、4人家族基準
大人2人と7歳・5歳の子ども2人の基準です。入場料と交通費は公式料金で計算し、宿泊・食費・雑費は編集部の計画仮定です。
| 項目 | 節約 | 基準 | ゆとり |
|---|---|---|---|
| 入場料 | 104ユーロ(シテ単独券+進化大陳列館+工芸博物館) | 132ユーロ(+大温室ファミリー券28ユーロ) | 154ユーロ(セット券+大温室ファミリー券+オーディオガイド1台) |
| 空港往復 | 84ユーロ(大人14×2+子ども7×2、往復) | 84ユーロ | 84ユーロ |
| 市内交通 | 69.30ユーロ(9回) | 92.40ユーロ(12回) | 123.20ユーロ(16回) |
| 宿泊4泊(ファミリールーム) | 約1,000ユーロ | 約1,400ユーロ | 約1,800ユーロ |
| 食費5日 | 約600ユーロ | 約800ユーロ | 約1,000ユーロ |
| 雑費 | 約50ユーロ | 約50ユーロ | 約50ユーロ |
| 合計 | 約1,910ユーロ | 約2,560ユーロ | 約3,210ユーロ |
合計は10ユーロ単位で四捨五入しました。「ゆとり」の入場料154ユーロはセット券71ユーロ+進化大陳列館26ユーロ+工芸博物館24ユーロ+大温室ファミリー券28ユーロ+オーディオガイド5ユーロです。市内交通は家族の1回の移動を7.70ユーロ(大人2.55ユーロ×2+4~9歳1.30ユーロ×2)とし、「節約」はDay 2~4に1日3回(9回)、「基準」は1日4回(12回)、「ゆとり」はそこにDay 1・5の宿周辺の移動4回を加えて(16回)計算しました。空港往復は片道チケットを1人2枚ずつ買う計算で、子ども2人がどちらも4~9歳の半額対象の場合です。子どもが10歳以上なら大人料金を払います。入場料が軽く済むのは、進化大陳列館と工芸博物館が子ども無料だからです。最大の変数は4人で泊まるファミリールームの料金で、パリまでの国際線航空券は合計から外しました。
時期と営業カレンダー
この旅程は3日間の中心がすべて屋内なので、雨や寒さよりカレンダーのほうが大きな変数です。11月上旬から12月中旬まではフランスの学校休暇ではないため、シテ・デ・ザンファンは火~金に平日4回の回で運営され(祝日の11月11日水曜は5回)、地元の家族も比較的少なめです。クリスマス休暇(2026年12月19日開始、2027年1月4日月曜の朝に授業再開)に行くと、科学館が開く日は回が5回に増えますが、地元の家族が集まるのでチケットを早めに押さえます。12月25日と1月1日は3施設すべてが休むので観覧日から外し、工芸博物館は12月24日・31日は16時に閉まります。2027年2月28日までは植物園の庭園が17:30に閉まり、高山植物園は11月から3月まで閉まっています。
これだけは
- シテ・デ・ザンファンは親にもチケットが必要です。子どものチケットだけを買って行っても入れません。
- 12月25日・1月1日・5月1日は3か所とも休みます。この日付を観覧日から外したうえで、月曜は進化大陳列館、火曜は科学館にします。
- 空港へは空港鉄道チケット(片道14ユーロ、4~9歳7ユーロ)で行きます。市内の1回券と同じカードに入れられないので、出国日のチケットは別に用意します。
- 子どもの年齢を証明するパスポートを毎日持っていきます。進化大陳列館の無料も科学館の子ども料金も、年齢の証明が基準です。
まとめ
子連れパリ4泊5日は名所を諦める旅程ではなく、1日1エリアに回・展示・休む場所を束ねる旅程です。ラ・ヴィレットで90分間手を使って実験し、パリ植物園で動物標本の行列を見て、3区で19世紀の飛行機を見上げます。順番は月曜と火曜が決め、子ども無料の2か所のおかげで、入場料より宿が予算を左右します。
この旅程をトリップポップで持ち歩く
この旅程をアプリに移しておきたい場合、アプリはトリップポップのトップページから入れられます。
情報の確認
この記事の料金・営業時間・回・入場ルールは、トリップポップ編集部が2026年11月1~3日に各運営機関の公式案内で確認しました。科学館は時間案内と料金、パリ植物園は進化大陳列館・大温室・動物園の案内、工芸博物館は時間・アクセスと料金、交通はフランス政府の2026年料金のお知らせとイル・ド・フランス交通局の空港鉄道チケット規約・Orlyvalの案内、入国はフランス外務省のEES・ETIAS案内・英国政府のEES登録案内、韓国パスポートの例は韓国外交部のシェンゲン案内を基準にしています。回の空き状況と臨時休館は、訪問日の前に上の公式ページでもう一度確認してください。実際と違う内容を見つけたら、お知らせいただければ直します。
画像: Pexels (Darya Sannikova: ラ・ヴィレット公園とラ・ジェオード, Artūras Kokorevas: パリのメトロのホーム, Svitlana Shakalova: 進化大陳列館とパリ植物園, David Henry: パリ植物園の大温室, Manon Segur: サン・マルタン・デ・シャン修道院(工芸博物館), Jakub Zerdzicki: メトロArts et Métiers駅, Fleur Bijl: クロワッサン), Pexels License.