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中国

中国旅行ガイド (2026)

砂漠から亜熱帯の海岸まで、二千年の遺跡と超高層の街並みが一つの国に収まっている。高速鉄道が主要都市を半日以内で結び、2024年11月からは韓国旅券がビザなしで入れるようになり敷居が大きく下がった。ただし決済とインターネットの事情が日本とかなり違うため、準備なしで行くと初日を無駄にする。

おすすめの日数
4泊5日〜6泊7日がおすすめ
予算の目安
1人あたり約6万〜11万円(航空券別、3つ星ホテル・現地の食事基準)

ベストシーズン

春(4〜5月)と秋(9〜10月)が全国的にもっとも無難。7〜8月は多くの地域で高温多湿になり、華東・華南は台風も重なる。冬は北部が氷点下10度を下回り南部は温暖と地域差が極端なので、都市単位で確認する必要がある。労働節(5月初旬)と国慶節(10月初旬)の連休は国内旅行が集中し、切符と宿が同時に取りにくくなる。

都市間の移動

高速鉄道(高鉄)が実質的な国内線。北京から上海までの1,318kmを最速のG列車が約4時間30分で結び、二等席はCNY553から。予約は12306英語版アプリで旅券と海外カードを使って直接行うか、Trip.comやKlookで同じ額面のまま購入できる。座席は約15日前に発売。駅では紙の切符を発券せず改札で旅券をスキャンし、出発30分前の到着が目安、北京西駅や上海虹橋のような大きな駅では45分を見ておくと安全。

地域ごとの特色

北部の北京は紫禁城や万里の長城といった王朝の遺跡、華東の上海は租界建築と超高層のスカイライン、西南の成都はパンダ基地と四川料理が軸になる。**香港とマカオは同じ国だが出入境手続きと通貨が別**なので、下の質問で個別に扱う。

食と食文化

地域ごとに別の国ほど違う。北京の烤鴨と小麦の麺類、上海の甘みのある紅焼系と小籠包、成都の痺れる辛さの四川料理、広東のあっさりした点心はそれぞれ別系統。朝食を外で買う文化が強く、饅頭や粥、油条を売る店が早朝から開く。

旅行前によくある質問

中国旅行にビザは必要ですか。

日本の旅券は現在ビザ免除の対象で、韓国旅券は**2026年12月31日まで最長30日**のビザなし滞在が可能です。対象は観光・商用・親族訪問・通過で、入国の翌日から30日連続で数えます。**就労や留学は対象外**のため出発前にビザが必要です。入国審査では残存6か月以上の旅券、往復または第三国行きの航空券、宿泊予約の確認を求められることがあるため、画面で提示できるようにしておいてください。この措置は延長を重ねてきた政策なので、出発前に有効期間を再確認するのが安全です。

中国のビザで香港・マカオにも行けますか。

行けません。香港とマカオは特別行政区で、**出入境手続きが本土とは別**です。日本・韓国の旅券は香港にビザなしで滞在でき(韓国旅券は90日)、紙の入境カードも2024年10月に廃止されました。通貨も香港ドルで人民元とは別で、そのままでは使えません。本土と香港の往来は**国内移動ではなく出入境**にあたるため、高速鉄道で香港西九龍駅に入る場合も出入国審査を通ることになり、駅には60分前の到着が必要です。ビザなし滞在の途中で香港へ出て本土に戻る場合、新たな入国として数え直される点にも注意してください。

中国ではどう支払いますか。海外のカードは使えますか。

現金やカードより**Alipay(支付宝)とWeChat Pay(微信支付)が事実上の標準**です。両アプリとも海外発行のVisa・Mastercard・Amexの登録に対応しており、アプリ内の外国人訪問者向け手順に沿えば10〜15分で設定できます。2026年初時点で認証済み外国人利用者の1回あたり決済上限は約5,000米ドルです。**出国前にインストールとカード登録まで済ませておくことを勧めます** — 現地で認証SMSが届かず詰まる例があります。高級ホテルや観光地のレストランは海外カードを直接受け付けることもありますが、屋台や小さな店はQR決済のみというところが多いです。

中国でインターネットはどう使いますか。

Google、YouTube、Instagram、各種メッセージアプリなど多くの海外サービスが中国国内のネットワークから遮断されています。地図はGoogleマップの代わりに百度地図や高徳地図が実質的な代替で、検索は百度を使います。VPNの利用は外国人個人については明確な処罰例が乏しい灰色地帯ですが、**合法と保証できるものではなく**、現地で新たにアプリを入手すること自体が難しい場合も多いため、必要なら出国前に導入しておく必要があります。自国キャリアのローミングは遮断を回避することがあり、短い日程ならローミングがもっとも単純な選択肢になり得ます。

高速鉄道の切符はどう予約しますか。

12306英語版アプリに旅券情報を登録し、海外カードで直接決済できます。Trip.comやKlookでも同じ座席を額面のまま手数料なしで販売しており、アカウント設定が面倒ならこちらが簡単です。座席は出発の約15日前に発売され、連休は発売直後に売り切れるため、日程が決まったらすぐ押さえてください。駅では紙の切符を発券せず、改札で旅券をスキャンします。出発30分前の到着が目安で、北京西駅や上海虹橋のような大型駅では45分を見ておくと安全です。

現金はどのくらい必要で、両替はどこでしますか。

モバイル決済が支配的で現金の出番は多くありませんが、アプリ連携がうまくいかない場合に備えて1人あたり500〜1,000元ほど持っておくとよいでしょう。市中の銀行(中国銀行など)の支店で旅券を使って両替でき、ATMでの引き出しも可能です。ただし小さな店では100元札のお釣りが出せないことがあるため、小額紙幣を用意しておくと便利です。香港・マカオは通貨が異なり人民元がそのままでは使えない点を改めて覚えておいてください。

中国の都市別ガイド

都市を選ぶと、観光・交通・費用が1ページにまとまっています。

北京旅行ガイド

明・清王朝の都。紫禁城や万里の長城など世界遺産が集まる中国の政治・文化の中心で、600年の皇室の重みと現代都市が共存する。

北京旅行費用
成都旅行ガイド

四川(しせん)の中心都市。パンダと辛い料理の街で、10年以上ユネスコ「美食の都」に指定される四川料理の本場。

成都旅行費用
香港旅行ガイド

海に囲まれた高密度の都市。空港から市内まで24分、島側と九龍が地下鉄とフェリーで細かく結ばれ、短い日程でも密度が出る。広東料理と茶餐廳、夜景、買い物が一つの街に重なっている。

香港旅行費用

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